手取り38万円の額面
月の手取りが38万円になるのは、額面がいくらのときか。給与から差し引かれる所得税・住民税・社会保険料を逆にたどって計算します。
必要な額面(概算)
年収 587.8万円 月収 489,816円
40歳未満・賞与なし・扶養なし・東京都(協会けんぽ)の前提です。40〜64歳は介護保険料がかかるため、同じ手取り38万円には 年収約592.4万円(月収約493,685円)が必要になります。
手取りから額面を計算する
手取りの額・年齢・都道府県を変えると、必要な額面がその場で計算し直されます。
必要な額面(概算)
年収 587.8万円
月収 489,816円
この額面での手取りは年間 4,560,000円(月あたり 380,000円)の概算です。 賞与なし・扶養なし・給与収入のみの前提で、額面を12等分した月収から社会保険料を計算しています。
| 所得税(復興特別所得税込み) | 139,400円 |
| 住民税(概算) | 297,600円 |
| 健康保険料(介護保険料含む) | 302,400円 |
| 厚生年金保険料 | 549,000円 |
| 雇用保険料 | 29,389円 |
| 差し引かれる合計(年間) | 1,317,789円 |
令和8年分(2026年)の料率で計算した概算です。実際の額は勤務先の給与規程・標準報酬月額の決定方法(4〜6月の平均)・ 扶養や各種控除の有無で変わります。正確な額は源泉徴収票・住民税決定通知書でご確認ください。
差し引かれるものの内訳
手取り38万円(年間4,560,000円)を受け取るために、額面から引かれている金額です。
| 項目(年間) | 40歳未満(介護保険料なし) | 40〜64歳(介護保険料あり) |
|---|---|---|
| 額面の年収 | 5,877,789円 | 5,924,221円 |
| 所得税(復興特別所得税込み) | 139,400円 | 138,200円 |
| 住民税(概算) | 297,600円 | 296,400円 |
| 健康保険料(介護保険料含む) | 302,400円 | 351,000円 |
| 厚生年金保険料 | 549,000円 | 549,000円 |
| 雇用保険料 | 29,389円 | 29,621円 |
| 差し引かれる合計 | 1,317,789円 | 1,364,221円 |
| 手取り(年間) | 4,560,000円 | 4,560,000円 |
額面の年収は「その手取りに届く最小の額面」を1円単位で探して求めています。社会保険料は標準報酬月額の等級(階段)で決まるため、 手取りは額面に対してなめらかに増えません。同じ手取りでも、等級の境目をまたぐと必要な額面が数千円単位で動きます。
都道府県による差
健康保険料率は協会けんぽの都道府県支部ごとに違います。手取り38万円に必要な年収は、 最も少なくて済む新潟県(健保料率0.0921%)で約581.2万円、 最も多く必要な佐賀県(同0.1055%)で約589.8万円。差は約86,263円です。
| 都道府県 | 健康保険料率 | 必要な年収 |
|---|---|---|
| 新潟県 | 0.0921% | 581.2万円 |
| 沖縄県 | 0.0944% | 581.8万円 |
| 福島県 | 0.095% | 586.8万円 |
| 徳島県 | 0.1024% | 588.9万円 |
| 北海道 | 0.1028% | 589万円 |
| 佐賀県 | 0.1055% | 589.8万円 |
上の計算機で47都道府県すべてを切り替えられます。
この計算の前提
- 賞与なしの前提です。賞与がある場合、同じ年収でも月々の手取りは下がり、賞与時にまとめて受け取る形になります(賞与の手取り計算)。
- 扶養している家族がいる場合、所得税・住民税が下がるため、同じ手取りに必要な額面は少なくなります。この計算には扶養控除・生命保険料控除などは含めていません。
- 住民税は前年の所得に対して課税されます。入社1年目は住民税が引かれないため、同じ額面でも手取りは多くなります。
- 実際の社会保険料は4〜6月の報酬で決まる標準報酬月額に基づきます。年収を12等分した金額で計算しているため、残業や手当の偏りがある人は実額とずれます。
よくある質問
Q手取り38万円の額面(年収)はいくらですか。
40歳未満・賞与なし・扶養なし・東京都の前提で、年収約587.8万円(額面の月収で約489,816円)の概算です。40〜64歳は介護保険料がかかるため、同じ手取りには年収約592.4万円が必要になります。
Q手取り38万円のとき、給与から何がいくら引かれますか。
年間で所得税約139,400円、住民税約297,600円、健康保険料約302,400円、厚生年金保険料約549,000円、雇用保険料約29,389円、合計約1,317,789円です(40歳未満・東京都の概算)。
Q住む場所によって必要な年収は変わりますか。
健康保険料率が協会けんぽの都道府県支部ごとに違うため、変わります。手取り38万円に必要な年収は、新潟県で約581.2万円、佐賀県で約589.8万円と、最大で約86,263円の差があります(令和8年分(2026年)・40歳未満)。
計算の前提と出典
- 対象年: 令和8年分(2026年)。令和8年度税制改正後の基礎控除・給与所得控除で年間ベースの手取りを計算しています(月々の源泉徴収は令和8年11月まで改正前の税額表で、年末調整で精算されます)
- 所得税: 課税所得×速算表(国税庁)+復興特別所得税2.1%。課税所得1,000円未満・年税額100円未満は切捨て
- 住民税: 同じ所得が続いた場合の概算。所得割10%+均等割4,000円+森林環境税1,000円−調整控除2,500円(東京都・単身の場合)。住民税は前年の所得に対して翌年度に課税されます
- 社会保険: 協会けんぽ(東京支部・令和8年度)の標準報酬月額等級表で計算。健康保険9.85%・介護保険1.62%(40〜64歳)・子ども・子育て支援金0.23%・厚生年金18.3%の労使折半、雇用保険は労働者負担0.5%(一般の事業)
- 賞与なし(年収を12等分した月収で計算)・扶養なし・単身・給与収入のみの前提です。扶養控除・生命保険料控除などの各種控除は反映していません
出典: 国税庁 タックスアンサー No.2260(所得税の税率) ・ 国税庁 源泉所得税の改正のあらまし(令和8年度税制改正) ・ 協会けんぽ 保険料額表(東京支部・令和8年3月分〜) ・ 日本年金機構(厚生年金保険の保険料) ・ 厚生労働省 令和8年度 雇用保険料率 ・ 総務省(個人住民税)
計算結果は概算です。正確な金額は源泉徴収票・住民税決定通知書でご確認ください。